| コンケーブについて | |||||||
![]() |
|||||||
|
ボトム全面に凹んだ溝を掘っているデザインがコンケーブです。 |
|||||||
|
|||||||
| コンケーブによるメリットをまとめると | |||||||
| ●浮力と揚力のふたつの支える力により、ボードを短く薄くすることができ、スピード性能やコントロール性を飛躍的に上げることが出来る。 ●波面に吸い付いているかのようなタイトなライディングが可能になる。 ●揚力によるレスポンスが高まる。 ●パフォーマンス性能を高めながらも、安定感もしっかり得ることが出来る。 |
|||||||
| 以上がコンケーブデザインによるおおまかなメリットと言えますが、デメリットはどんなところかも話してみたいと思います。 コンケーブを深く掘るほどの特性として、波面に吸い付く感が強まるといったところがあるかと思います。 この特性は波面がクリーンで波にパワーがあり、規則正しく綺麗にブレイクする波ほど有効になってくると言えます。 ただオンショアなどのチョッピーな波のパワーやブレイクの不規則な波では、この吸い付くようなタイトな感覚が強まるほど、波に引っかかるようなといったようにコントロールのしづらさを感じてしまうものです。 また加速するにも水の流れが不規則になり、上手くボードを走らせることも困難になってくるといったこともあります。 こういったチョッピーコンデションやパワーレスな波では、ボリュームやロッカーの調整は勿論、比較的コンケーブを浅めに施したボードが有効になってくると言えます。 このようにコンケーブのメリットは素晴らしいものではありますが、日本のように波が不規則なブレイクが多いコンデションでは、メリットを持たせつつデメリットを解消するにも波のコンデションによってボードを使い分けるといったこともお勧め出来ることが理解出来るかと思います。 サイズとパワーのしっかりある、規則正しく綺麗にブレイクするような波で、フルボトムでビタッと前足でコントロールしながらフルスピードでライドするような波の時は比較的前足よりから深めにコンケーブを掘り込むのが良いようです。 ただ日本ではこのような波は中々出会うことがなく、台風スウェルによるクラシカルなリーフポイントや河口のパーフェクトブレイクだけといった感じになるかと思い、あまり日本では有効なデザインとは言えないかと思えます。 殆どの日本人のサーファーが、パワーもブレイクも不規則なビーチブレイクがメインとなるかと思いますので、その辺をしっかり考慮してデザインされているコンケーブを施されたボードの方が確実に乗りやすく感じられ、より楽しめることも間違いないかと思います。 見た目同じようにコンケーブを施されてはいても、そこはシェイパーの腕の見せ所とも言えるかと思います。 スムースに水の流れを生み出すことの出来ない水の流れを妨げてしまうようなシェイプのボードでは、コンケーブが入っていても逆に抵抗を生んでしまう走らないボードになってしまいます。 実際私もそういったボードを体感しています。見た目良さそうであっても、実際乗ってみると変な引っ掛かりを感じてしまい、思うようにボードを走らせることが出来ずコントロールもしづらいといったようにね。 「コンケーブが入っているから走る!」といった定義は忘れ、やはり信頼の出来るシェイプの上手いシェイパーにボードを作ってもらうことが重要かと思います。 いかにノーズから素早く水を流し込め、テールエンドにかけて抵抗無くスムースに水の流れを生み出せる美しい丁寧なシェイプが出来るシェイパーほど、間違いなく良いボードを手渡してくれるかと思いますので。 特に並行輸入で海外のボードを購入する方は、その辺もしっかり見極めることが必要ですよね。 欲しいと思うボードが自分のサーフィンスタイルやレベルに合っているかは勿論、使うポイントのコンデションに合うデザインのボードなのかといったこともしっかり考えゲットするべきかと思います。 乗れないことは決してないかと思いますが、レベルやスタイルによって中々マジックボードと思えるようなボードと出会えるのも難しいものになるのではないかと思います。 あえて吉野がどういったデザインのコンケーブを施しているかということを、企業秘密な部分でもありますので紹介はいたしませんが、たとえ薄めなボードでも吉野の生み出すボードの評判を得ているスピード性能とコントロール性の高さは、このコンケーブデザインにおいても絶対自信を持ってお勧め出来るところでもあります。 いかなるコンデションでも対応出来るロッカーとコンケーブデザインを施せる、多くの技術を持ち合わせていますので。 このロッカーとのバランスも、とても重要な部分でもあるんですよ〜 コンケーブについての基本的なことを話してみました・・・ |
|||||||
| 上に戻る | |||||||

