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サーフボードの基本を知ろう
素材

フォーム(ブランクス) 
ボードの原形です
かなり安いものには注意すべきと思います。やはり安いものには理由があり、先に述べたように素材のフォームが悪いとバランスに影響するのは間違いない事実と思います。水の上でバランスをとって波に乗るサーフィン。バランスのよいものが重要と思いますよ。
シェイプ

ここがシェイプルーム
フォームがここで奇麗に削られます
ラミネート

これがクロスです
写真はJPS 4oz

ラミネートルーム
ここでガラスクロスを巻きレジンとラミネートします
サンディング・フィン

サンディングルーム
ラミネートされたボードをここで仕上げます
サーフボードをシェイプしラミネートが終わると、最後に仕上げるためのサンディングをします。
仕上げとして、サンディングフィニッシュ・スプレイフィニッシュ・ポリッシュフィニッシュなどがあります。
シェイプデザインを忠実に出しながら、しっかり強度も残さなければならないこの工程は、サーフボード製作の大切な部分でもあります。
やはり経験豊富な技術を要する部分であり、サンディング次第でシェイプが台無しになってしまう程重要と言えます。粗悪なボードは爪で押しただけでもへこんでしまう物があるので、注意すべきだと思います。
この工程は現在であっても全てを機械で仕上げることが不可能なところです。しっかりとした工場にて、熟練されたサンディングマンによって生み出される部分です。注意深くサーフボードを観察してみて下さい。良いサーフボードは、硬くむら無く均一に樹脂が覆っていると思います。

そしてフィンについてですが、種類として固定フィンとFCSなどのフィンが取り外せるタイプがあります。固定フィンですが、通常フィンをボードに取り付けた時ロービングといって、フィン廻りをガラス繊維の紐状のもので束ねたものを樹脂によって固める処理を施します。これは、強度をだし、フィンを折れずらくする役割をします。しかし、粗悪なボードにはこのロービングをしていないものがあります。フィンがとれてしまったと言うクレームが多かったのも事実です。見た目は、樹脂を盛りきちんとロービングしているように見えますが、フィンが取れたと言うクレームのボードを見ると、ロービングしてある痕跡はありませんでした。FCSにおいては、カップごととれてしまうといったものでした。全くひどいものです。

ロービングです
以上、サーフボードの製造に関するおおまかな知識と、粗悪品との比較を述べてきましたが、これからサーフボードを手に入れる事を考えているあなたはどう感じたでしょうか?
資金がなく、とりあえず格安ボードを手にして海にいきたい気持ちは分からなくもないです。
しかし後々後悔することがないためにも、私達は一人でも多くのこれを読む方が理解していただき、予算で選ぶべきか、少しでも早くサーフィンの楽しさを感じるべきか、始める上でも道具であるサーフボードの重要性をしっかりお考えいただければと思っています。
ビギナーズボードCHOICE POINT

1. 長さ(LENGTH)
上級者の選ぶサーフボードの長さは波の大きさにもよりますが、オールラウンドに使用するものとして身長より13CM程長いボードをチョイスするのが一般的です。動きを重視する場合は、身長より10CM程度長いボードを選ぶ事が多いようです。
しかし、初心者にはこの長さは、お薦めできません。
先にも簡単に述べましたが、サーフボードは長さがある分接水面が多くなるので推進力が高くなります。
まず初心者が海に行って最初にすることはパドリングです。ただでさえパドリング力の無い初心者が、短い推進性の少ないボードに乗ることで沖に出れずに力尽きてしまうことは間違いないことでしょう。また波にテイクオフする時にも、やはり接水面が多くなるほうが波に押される面も広くなりボードの走る部分も多くなるので、波に乗れるチャンスが増えることも可能になって来ると言えます。
では、初心者はどのくらいの長さのボードを選んだらよいのでしょうか?
一般的には、身長プラス20CM以上と言われていますが、この長さはあくまでも波に乗る段階までの考えに偏っていると思えます。
というのはボードの長さが長くなると確かに推進性や安定性は高まりますが、動きは鈍くなります。波に立てるようになっても動きの鈍いボードに乗っている事で、次のステップに支障をきたすようになってくると思えるのです。
実際私のまわりでもそういったボードに乗った人は壁にぶつかっている人が多かったのも事実で、波はやさしい波ばかりではなく、速い波を長すぎるボードでコントロールして走り抜けるなんて、初心者にとっては相当に難しいことですからね。いろいろな波に乗れてコントロールも出来るからこそ、様々に上達もできると思うのです。長さは短めにしても、後に話す幅や厚み、またロッカー等を調整することで、初心者でも乗りやすく上達を可能にするボードは作れるのです。
私達がショートで上達を目指す初心者にお勧め提案する長さは、身長プラス15CM〜18CMといったところです。
ただ注意してほしいのは、このことはしっかりとサーフィンに対してモチベーションを持って始めたサーファーに言えることだと思います。
波に乗ることをまずは楽しめればいいとか、のんびり長いスパンで上達を考えているという人や、またすぐ次のボードを買えばいいやという予算的に余裕のあるサーファーは、まずは長めのボードに乗ってもいいかと思いますよ。ボードを短くするとボードが走る部分に限界があり、長いボードにくらべたらパドリング力はつけないといけませんからね。やるきまんまんで上達を目指すサーファーに言える事だと考えます。

2.幅(WIDTH)
初心者が最初に選ぶボードの幅は、広いほうが良いと言われています。
幅を広くすると、安定感が生まれます。初心者が幅の狭いボードに乗って、パドリングをすると、不安定さから左右にふらつき、前に進むのに支障をきたしてしまいます。しかし、逆にあまり幅を広くすると動きが鈍くなってしまいます。波に乗れるようになると、幅があまりあるとターンしずらくなってしまいます。ボードの長さはある程度目安を立てられるのですが、ボードの幅に関しては、厚みやレールの形状に関連してくると同時に、体型、脚力によっても違いがでてきますので、オーダー時に自分にあった幅を相談するべきと思います。この点もしっかりと相談して決めていきたい所と考えます。

3.厚み(THICKNESS)
ボードの厚みは浮力に関係してきます。
浮力があると、楽なパドリングを可能にしてくれます。パドリングがままならない初心者には大切な部分です。しかし、浮力がありすぎるのも問題と考えます。
浮力がありすぎると、ドルフィンスルーをする時ボードを沈めるのにてこずる場合があったり、波に乗ってターンする時、波にレールを入れ辛くなり動きづらくなっったり、反発(レスポンス)が強すぎて上手くボードをコントロール出来ないといったこともあります。。
脚力でも差がでてきます。初心者にとって安定感があり、へんな癖がつかずしっかりレールを入れたターンが出来るようになる為にも、体重・脚力・目指すスタイルに合わせた自分にあった浮力をもたせることが大切だと考えます。

4.レール
ボードのレールには、おおまかにテーパーレール・ミディアムレール(ソフトレール)・ボキシーレールがあります。それぞれの特徴は、基本的には以下のように言えます。

テーパーレール ミディアムレール(ソフトレール)
ある程度レールに厚みを出して、浮力を利用してラインを意識するサーファーに 向いていると思われるデザインです。脚力のあるサーファーにも好まれます。
ボキシーよりも反応がいいので、日本のパワーの無い波でも比較的動きの良いサーフィン が出来る、主流にもなるデザインでしょう。
ピンテイル ラウンドテール フィッシュテイル スカッシュテイル
現在、主流なデザイン。
スクエア気味なテイルエンドで、その幅でテイルの浮力があり、テイルを中心としたコントロール性に優れている。現在主流としては角を丸めたラウンドスカッシュなどがあります。
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