| How To サーフボード リペア(基本編) | |
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こういった傷は、サーフィンをしていてちょっと接触しただけでもついてしまいますよね。 爪でひっかいて引っかかる傷から、ちょっとしたひび割れまでのリペアの基本となる方法を伝授します。大きい傷はこの応用となりますのでサーファーであればこの位はぜひ憶えましょう! どうもリペアは苦手という人でも、これを見れば綺麗に修理出来るようになるかと思いますので要チェック!! |
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では、まず揃える材料です。 1.樹脂 2.硬化剤 3.紙コップ 4.マスキングテープ 5.クロス 6.紙ヤスリ (私が使うのは、#60・#100・#120・#180・#220・#320) ※お持ちのボードがバフ仕上げやポリッシュ仕上げの場合は、最後の仕上げに水研ぎ#1000を用意すると比較的光らせた仕上げが可能になります。 7.割り箸 樹脂は写真のような、ドリンクのビンに入れかえると長持ちしますよ。 この他にアセトンがあると手についた樹脂を取れるので便利です。 水で洗ってもおちませんので・・・ |
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さあやるぞ!とすぐに修理にとりかかりたくなるお気持ちは分かりますが、ここで慌てると後々後悔することになります。 クラッシュするとジワジワと海水が入ってしまっています。 そこで、しっかり水を抜く必要があります。 塩分が残っていると修理した後に黄ばみが出てきてしまうので、ホースなどでかまわずジャンジャン水をかけて洗っちゃって下さい。 口で傷口を吸って塩味が無くなるまで。その後しっかり早く水分を取るために写真のような乾燥剤を使用すると便利です。 100円ショップなどで売っているので・・・ |
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しっかり洗ったら、写真のように乾燥剤をマスキングテープで固定します。 |
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その上にティッシュペーパーを乗せ、テープで固定します。 この状態で傷口を水分が落ちやすいように下に向け、2〜3日放置してしっかり水抜きしてください。 水抜きをしっかりしないと、塩分でフォームが黄ばんだり、水分でクロスが剥離して強度が弱くなり、再度割れることになります。 キッチンテープを貼っていた方もジワジワと水は侵入してますので、しっかり塩分と水分を抜いて修理することをお勧めします。 |
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お待たせしました。いよいよ修理です。 傷口の周りに1CM〜1.5CM空けた範囲をマスキングテープで四角く囲うように貼ります。これは余分なところまで傷がつかないようにする配慮です。 貼ったマスキングテールの範囲で傷口を深めに、そして傷口の周りを「傷を付ける程度」にサンディングペーパーで削ります。 傷口を深く削るのは、しっかりクロス&樹脂で埋める意味があり、周りを傷つける程度に削るのは、余分に大きめに貼り付けるクロス&樹脂をしっかり接着する意味があります。 傷口はクラッシュでのささくれが目立たないようになるまで#60の荒めのペーパーでしっかり削ります。ここを適当にしてしまうと、仕上げのサンディングの際にまた傷が出てきてしまいますので、しっかり削りましょう。 基本的な目安としては、浅い傷であれば傷ついていなボードの表面より樹脂を含み固まったクロス一枚程度の深さまでしっかり削ります。 傷が深いほどにのせるクロスの枚数を想定した深さまで削るといった感じです。ただマスキングテープの淵に行くほど、あまり多めに削ることのないよう注意が必要です。 傷口は#60で削った後一度粗めに削ったペーパーのかすを綺麗にした後、#100程度のペーパーで整えます。傷の周りは#100程度で傷をしっかり付ける程度で、あまり削りすぎないようにしましょう。 ここは綺麗になおす為の最も重要な下地作りとなる部分でもあるので、しっかり作業するようにしましょう。 |
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次は貼り付けるクロスを用意します。 この時下地作りに削った際にマスキングテープも削れてしまっている時は、改めて削った範囲にテープを貼り替えておくと良いでしょう。 クロスは出来るだけケチらずにこのように大きく乗せられるよう、まずは一枚大きめに用意します。 下の画像のようにこの大きめなクロス一枚、そして傷口のためのもう一枚用意します。 傷口が深く、より深く削ったほど、この小さめのクロスをもう一枚と増やし用意します。 この小さいクロスは、マスキングテープ内に入る範囲でしっかり傷口を覆う範囲で切り取って下さい。 |
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樹脂を作ります。、樹脂の量と硬化剤の量の分量は慣れてくるとおおよそ目分量で分かってきますが、大体の目安は樹脂が紙コップの底から1センチに対し、夏場で3〜4滴、冬場で4〜5滴くらいといったところです。 硬化剤を多く入れすぎますと、熱を発して最悪な場合フォームをこがしてしまうので注意して下さい。 |
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硬化剤はスポイトになっていますので、ポタッポタッと一適づつゆっくり垂らす感じで1滴1滴適量を入れます。 |
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樹脂と硬化剤をかきまぜます。 かきまぜるというよりは、水あめを練るような感じでしっかり混ぜます。 カップを斜めに持つとやりやすいでしょう。 |
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修理する部分にクロスと樹脂を塗ります。 クロスが着き易いように、クロスをのせる前に先に少量の樹脂を塗ると良いでしょう。 ※樹脂を塗る前に、サンディングで削った際のサンディングペーパーの粕は綺麗に吹き飛ばしておきましょう。粕が残ったまま塗ると、粕が樹脂に混ざり汚くなってしまいます。 |
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接着のための樹脂を塗ったら、まず大きく切って用意してあるクロスをのせて貼り、更に樹脂を必要な量塗り込みます。この時指を使うのがコツです。 しっかりマスキングの中のクロス全てに樹脂が馴染むよう塗りこんで下さい。 刷毛などを使うと傷とクロスが密着しづらいので、仕上げのサンディング時にクロスが浮いて着いてしまったりして、仕上げた後傷口にクロスが無い状態になってしまったりします。指でクロスが動かないように、押し付けてしごくような感じでしっかり塗りこんで下さい。傷が深い場合、一度塗った後で樹脂が中に入りこんで穴が空いた状態になる事がありますので、何度かにわけて塗るようにして下さい。 また空気が入り込むことで気泡があるままにしていると、硬化した後水が侵入する恐れがあるので注意して下さい。 空気が入るとプクプク泡が出てくるので、泡を割り箸の先でたたくようにすると気泡が潰れ易く空気も抜けやすくなります。 これらの指を使う作業ににアセトンが便利になってきます。 樹脂を塗りすぎるすと後々のサンディング仕上げの作業で大変になりますので、修理箇所全体にしっかり樹脂がクロスに馴染んでいる程度に程々がコツです。 |
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もう一枚用意した傷口にのせるクロスを塗りこみ貼り付けます。 この時も指でクロスが動かないようにしながら、しっかりしごき叩くように塗りこみます。 傷口の補強を考え、傷口の上だけ少し盛り上がっているくらいに樹脂を多めに塗っても良いかと思います。ただし塗りすぎは仕上げで余計にサンディングが必要になってくるので、やはり程ほどに。 |
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樹脂を塗りこんだ状態です。画像がちょっと分かりにくいので印をつけてみましたが、赤い線の範囲が小さめに切って貼り塗りこんだ傷口を覆うためのクロスです。 そしてグレーの線の傷口を覆っていると思って下さい。 大きめに切った下に入ったクロスと、この赤い範囲で貼った小さめのクロスの2枚によって傷口が覆われているということです。傷口に関しては、修理の後に2枚のクロスで補強されるということですね。 傷ついていないボードの表面よりも、下地作りで傷口を削った分、のせたクロスと樹脂が入り込んで覆っているということです。 このことで傷ついていない周りのボードの表面に合わせて平らに削り仕上げても、また傷口が表れてしまうということがないんですね。だから下地作りが重要となってくるわけです。初めの傷口の削りをしっかりしていないと、結局成型仕上げの際に傷口がまた出て来てしまい「失敗!」ということになってしまうんです。 どうせ直すなら、盛り上がらずに綺麗に目立たなく強く直したいですよね。 ココがコツと言えます。 この状態で季節や室温にもよりますが、ガチガチに完全に硬化するまで放置し硬めます。部屋で乾かす場合は、エアコンをかけていると硬化時間は短縮されます。 しかし臭いが凄いので、場所を選んで硬化させましょう。 |
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完全に硬化して樹脂がガチガチになったら、さあ一番勝負なサンディングです。 用意するペーパーは#60・#100・#120・#180・#220・#320といったところ。#60は最も硬い樹脂の多く盛ったところを落とす荒削り、#100は整形のための荒削り、#120・#180は仕上げの前の整形、#220は仕上げ前の整形、#320は仕上げのためといったように使い分けていきます。 また均等に整形するために画像のような木製のブロックも用意すると便利です。 削る時力を入れやすいといったメリットもあります。 |
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削り始めるのですが、イキナリ全体的に早く削ってしまいたい気持ちにもなりますが、ここはしっかり段階を踏んで行きましょう。 まずは#60の粗めのペーパーをブロックに巻いて、マスキングした縁から囲った四方を順番に落としていきます。 マスキングテープが削る際の保護になるので、貼ったままどんどん削ってしまいましょう。 大きくのせた樹脂の付いていないクロスは、削っているとポロポロ取れていきます。 |
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テープの縁を平らにしていくようにガリガリ削っていくと、画像のようにテープの縁などが剥がれるように削れて来ます。 これ以上粗めの#60で削り続けると、せっかく保護したところも削ってしまうことになるので、ペーパーを#100に変えます。 周りの保護してテープの具合を見ながら、更に縁の部分を#100で出来るだけ平らになるまで落としていきます。 サンディングペーパーは撫でるくらいでも少しづつ削れるものです。 慣れてくると、指先の力の入れ具合で削る量の調整が出来るようになってくるものです。まめにペーパーを変えながら、力の入れ具合の強弱で周りの余計なところも削ってしまわないように気をつけながら平らに仕上げていきましょう。 |
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マスキングテープと盛った樹脂&クロスの境目が線状のようになるまで削ったら(マスキングテープの境目の樹脂&クロスが取れてテープが剥がしやすくなるまで)一度マスキングテープを剥がしてしまいましょう。 そして新たに保護のためにマスキングテープを、先ほど剥がした修理のためのクロス&樹脂の境目が更に整形するのに分かりやすいように若干離して貼りなおします。 |
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更に縁を平らに整形していきます。 この段階ではまだ境目が大きく目立った状態で、結構削る必要があるのでブロックに巻いた#100のペーパーで削り境目を消していくように削っていきます。境目が目立たなくなるほどにブロックで削るのはやめて、#100のペーパーで指先の強弱で削る具合を調整しながら縁目の境が目立たなくなるまで削っていきます。 線状の縁目が目立たなくなるほどに#180や#220とペーパーを変えて行き、樹脂&クロスをのせていない周りと同化していくように削っていきます。 このまずは縁を落としていくと言う作業を、四方全て行います。 ペーパーの当て方としては、修理箇所側からペーパーを当てるのがコツでもあります。 樹脂で固めたクロスがのっていない保護のためのペーパーの方から削るよりも、削っている度合いが分かりやすく、また削る必要のないところを削ってしまうこ失敗もなくなります。 |
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マスキングテープとのせた樹脂&クロスの線状の境目というのは左のような状態です。 これを下の画像のように平らに目立たなくなるまで、まめに削り具合に合わせてペーパーを変えていきながら、指先の強弱で削り具合を調整しながら削っていく感じです。 #100や#120・#180などのペーパーで削る必要がなくなるまで平らにしたら、マスキングテープを貼ったままだと境目の見分けがつきにくくもあるので、マスキングテープは剥がしてしまいます。この段階では#220や#320のペーパーで削る段階なので、多少力を入れ気味でも削りすぎることもなく作業もしやすいのでオススメです。 自信がないという方は、削りやすく境目が分かりやすい範囲で、まめに保護のためのテープを貼り替えると良いかと思います。 下の画像のように境目が分からなくなるまで四方しっかり仕上げて行きましょう。 |
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#120・#180を使い分け、指の力の入れ具合の強弱によって四方を境目がなくなるまで全て削り整形出来たら、いよいよ最終段階に入ります。 まだこの段階では四方を周りに合わせて整形した状態なので、傷口の上辺りは盛り上がった状態です。初め#100のペーパーで盛り上がった部分が、周りに同化し平らになるように落としていきます。このとき画像のようにレールの形状に合わせてシェイプしているかのように削るのがコツです。#100ではあくまでもおおまかな盛り上がりが目立たなくなる程度に削るため使うので、あまり力を入れすぎずに削り具合に合わせて削っていきましょう。 削ってはペーパーを外し指でなでてと確認しながらまた削るを繰り返し仕上げていくと、指に凸凹の具合が確認出来るので、凸があるところは集中的にと全体的に平らになるまで削るといった感じに周りと同化させていきながら整形仕上げしていきます。。 この段階では#220と#320といったように、仕上げを考えてのサンディングとしてペーパーをチョイスしながら仕上げて行きます。 慣れないうちはあくまでも真ん中は整形程度と考えて下さい。 初めのうちは真ん中が多少盛り上がっているくらいが丁度いいと思って良いかと思います。盛り上がっている部分がより傷の部分を守るので。リペアに慣れてくるほどに攻めていっても良いかと思います。 この段階で下地作りの際に傷口の削りが足りないと、周りに同化させようと平らにするほど傷口がまた出て来てしまうのです。下地作りがしっかり出来ているほど、確実に強度があって目立たない修理が出来るわけです。作業もしやすくなるということも言えますね。 |
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さあ以上で出来あがりです! 多少クロス目が出て仕上がる場合もありますが、このクロス目はサーフィンしている間に目だたなくなってきます。 それがどうしても気になると言う人は、更にこの上に新たに樹脂を作り薄く塗り、#320辺りで仕上げていきましょう。このとき塗りすぎると仕上げがまた大変になるので、表面に樹脂をのせるというよりは、塗るといった感じ程度が良いでしょう。 またポリッシュ仕上げやバフ仕上げのボードではビシャビシャに濡れらした#1000の水研ぎペーパーで光らせるように仕上げます。更に光らせたといった場合は、コンパウンドなどで磨くと良いでしょう。 以上リペア基礎編について頑張って少しでも分かりやすくと説明してきましたが、おわかりになりましたか? リペアは練習あるのみ!慣れることです。 慣れないうちは、まめにペーパーを替え、マスキングテープを貼り替え、、削り具合をしっかり見ながら少しづつ削っていくことが大切かと思います。 慣れてくるとどのくらい力を入れるとどのくらい削れるものなのかといったことも分かってきますので、体に覚えさせるように練習されることをお勧めします。 古いボードなどで練習して慣れていくことも、リペアが上手くなる秘訣と言えるかもしれませんね。 大事なサーフボードを傷つけてしまった時は悲しいものです。でも自分で綺麗に直せたら更に愛着の湧くものです。頑張って憶えましょう!! ※以上は簡単なヒビ割れ程度の基本的なリペアの仕方です。 大きなクラッシュもこの応用になって来ますが、やはり難しいもので失敗の確率も上がって来ます。自分で直すのに自信を持てない場合は、プロに任せるのをお勧めします。 |
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