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フィンについて
フィンの各部名称

AREA・・・
フィン全体の面積のことをエリアと呼びます。エリアが広いほどホールド性が増し、エリアが狭いほどルーズ感を与えるというのが一般的に基本となる考えです。

BASE・・・
ボードに密着する部分のフィンの底部の長さをベースと呼びます。何よりもボードのドライブ性能に影響を与えます。基本的にはベースが長いほどドライブ性が高まり、ベースが狭くなるほどドライブ性が低くなると共に、スライド性が増して来ます。

DEPTH・・・
フィンの高さ(最も高い部分)をデプスと呼びます。ターンの時のホールド性とコントロール性に影響を与えます。低いデプス(高さ)のフィンほど、ボードにスライド性を与えます。
高いデプスを持ったフィンほど、ホールド性を高めます。特にセンターフィンは影響が大きく出ます。

SWEEP・・・
ベース部分の真ん中から上へ垂直な線を引き、更にベース部分真ん中からフィンの最も高い場所に線を引いた時に出た角度をスイープと呼びます。
簡単に置き換えると、フィンのアウトラインシェイプがどれだけ後方にカーブしてるかといった事です。
スイープが増すほど、より長い円を描いたターンが可能になり、スイープが少なくなるほど半径の小さい円を描くターンを可能にします。

ティップ・・・フィンの先端部分のこと

フィンの性能
FLEX・・・
フィンを真っ直ぐにした状態から曲がる量のことをフレックスと呼びます。
フレックス性が低い(硬い)フィンは、より敏感に反応し、スピード性とドライブ性を高めます。またフレックス性の弱い(柔らかい)フィンは、コントロール、回転性を高めます。
理想的なフィンとは、ドライブ性を増すための硬いフレックス性のベースを持ち、且つリリースを容易にしてくれるように、
ティップ部分に近くなるにつれてフレックス性能が高く(柔らかく)なるような理想的なフレックスパターンを持ったフィンであると
言われています。

FOIL・・・
フィンの最前方部分から最後方部分までのフィン両面側面、またフィンを流れる水の流体力学において最重要な部分をフォイルと呼びます。
フォイルはフィンの持ち上げる力と抵抗に影響を与えます。

インサイドフォイルって?
フィンの内側がフラットなフィンは、ボードが失速する傾向がありました。
FCSインサイドフォイルテクノロジーは、従来の片面フォイルに内側にも非対象ダブルフォイルを装備することによって、飛行機の翼のようにフィンのフォイルが引き立て役となり、そこ水が流れる事で浮力(揚力)が増し、際立ってスピード性能が増すと共にホールド性も高め、ボードのパフォーマンス性能を向上することが出来ます。このインサイドフォイルというのは、流体力学の基づき研究・開発された画期的なフォイルです。

フィンに関わる用語

DRIVE・・・
ドライブとは、ボードの走り、走らせることです。

HOLD・・・
ホールドとは、ボードが水面にしっかりと吸い付くような感覚を呼びます。ホールド感が強くなればなるほど、ターン時にスリップ、スライドしづらくなると共に、レスポンス感覚も高まります。

フィンのチョイスイメージの仕方(FCSの場合)

FCSフィンには、最もベーシックなフィンとしてM3・M5・M7があります。
M3は体重が50キロ代〜それ以下、M5が60キロ代、M7が70キロ代〜それ以上がおおまかなチョイスの目安になるかと思います。
フィンをチョイスしていく上で、まずは自分の体型に合ったこのベーシックなMシリーズでの感覚を知る事がコツかと思います。
例えば60キロ代のサーファーでM5でサーフィンをした時、どうもフィンの抵抗(引き摺り感)があるなと感じたら、M3を試してみると良いでしょう。
M3でサーフィンしてみて、どうも小さすぎると感じたら、あなたのベーシックなフィンとして基準になるのはM5かと思います。
このM5を使っていて、ドライブ性は良いけど、どうもコントロール性が重いなと感じたら、センターだけM3などM5よりも小さいフィンをセットしてみてください。
センターフィンはドライブ性に関係してくるので、センターを小さくすることでテールがルースしやすくなるからです。
このM5とM3のセッティングにしたらコントロール性は良くなったけど、どうもルースが強い感覚が嫌だなと感じたら、今度はフィンの大きさだけでなく、上記でも説明したフィンの各部の性能にも目を向けてみると良いでしょう。
センターフィンを小さくしてテールをルースしやすくなって良い感じだけど、もう少しドライブ性が欲しいと言った場合、まず考えられるのはサイドフィンのドライブ性を上げてみることを考えます。サイドフィンのドライブ性をM5よりも上げるには、フィンの高さは同じくらいでもベース幅の広いフィンを試してみると良いかと思います。
M5よりもベースが広く、センターにM3と同じフィンをセッティングデザインされたものにケリー・スレーターのシグネーチャーフィンK2.1があります。
ただし最近出たグラスフレッス素材のフィンは、M5ベースのサーファーには大きさは同じですが、素材的に頼りなさを感じるかもしれません。
M5ベースの人には従来のコンポジット素材の方がお勧めかと思います。
またエリアがM5よりも広いものを試してみるのも良いかと思います。
ただエリアの広いものをチョイスするにも、M5よりも高さが変わったりすると、全く別の感覚の抵抗の大きさを感じるかもしれません。
カタログなどにエリアのサイズも記入されているので、M5をベースとするなら、それに近いエリアのものをチョイスしてみるのがコツになるかと思います。
M5でもう少しドライブ性を感じたいといったサーファーで、こういったルース感を得るのが好きになれないホールド感も求めるサーファーの方にお勧め出来るのは、フィンの硬さを変えてみる手があります。PG5などの堅いフィンです。

次にM5を使っていて、もう少しターンの伸びを感じたいと思う時には、スイープのあるフィンをチョイスすると良いでしょう。M5で丁度いいフィーリングを得ているサーファーには、YUフィンなんかがお勧めかと思います。
YUフィンはM5よりもスイープがあり、また高さと細さを持ったフィンです。
ドライブ性、クイック性、そしてターンの伸びを楽しませてくれるフィンです。またセンターフィンが小さくデザインされているので、適度なルース性とのバランスにも優れているフィンです。
このYUを使って頼りなさを感じる人には、最近リリースされたAM2がお勧めかと思います。
このフィンはスイープがあり、M5やYUよりもベースは広く高さもあります。
YU同様なターンの伸びやドライブ性、そしてクイック性も得ながら、YUで頼りなさを感じる人でも満足のいくレスポンスとコントロール性を感じることが出来ると思います。

このようにフィンをチョイスする上ではベーシックなフィンの感覚からフィンの各部の特性を理解した上で求めるものをイメージして決めていくと良いかと思います。
ドライブ性が欲しければベースの広いものをチョイスするとか、ホールド感を求めるなら高さのあるフィンや堅いフィンをチョイスするとか、クイック性を求めるならティップの細いものをチョイスするとか、、、
こうやってイメージしながら色々試してみると、フィンの違いも大きく理解できて来て、自分のスタイルに合ったフィンを見つけることが出来ると思います。
違いが分からないとか、たかがフィンと思っている方もいるかと思いますが、フィンのチョイスってのも侮れないですよ〜分かってくるとホント奥深く、またサーフボードの動きも変えてくれるんですよね。
バッチリはまったフィンを見つけると、ホントボードが足になったかのように思うようにコントロール出来るようになることもあります。結構カタログの表現は当たっていると、色々試している私としては思います。
このカタログのフィンの説明とサイズとにらめっこしながら、実際自分が感じている感覚と照らし合わせながらフィンチョイスするのも面白いものです。
イメージと感覚がビンゴとなって、調子よくボードをコントロール出来たときは、なんかより楽しさも感じるものだと感じています。ただやはり走るボードに乗ることは前提となりますが・・・
コンケーブについて
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