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WHAT’S NEWS!
2008 X-TRACK NEWリリースモデル
ライダーの黒澤賢一選手もスポンサードされ愛用する、適度な柔らかさと確実なグリップ力が魅力と言えるX-TRACKデッキパッドからニューモデルがリリースされます。特に迷彩柄がクールなINSURGENTは人気モデルになる予感の注目なモデル。
NEWリリースとなるモデルは2タイプ。あなたはどちらを選ぶ?
リリースカラー リリースカラー
chacoal/black armygreen/black tan/brown
armygre/lightgre ligtgr/darkgr darkgr/black
navy/purple darkorg/lightorg darkgre/lightgre
chacoal/black navy/blue tan/brown
2008 FCS FIN カタログ
2008年 FCSフィン カタログ(PDFファイル)
まずはベーシックなM3・M5・M7の中で自分の体型に合ったフィンでサーフィンして下さい。
体重50キロ代=M3・体重60キロ代=M5・体重70キロ以上=M7
自分にとって一番フィーリングの良いフィンのサイズを覚えておいて下さい。

さあカタログをプリントアウトして下さい。
そして暇さえあれば眺めてMシリーズのフィンでサーフした感覚を思い浮かべながら、それを基準にイメージしてみてください。
●もっとドライブ性(走り)を感じたいと思う時・・・高さのあるフィンやベースの広いフィン、また硬いフィンにしてみる。
●どうもファーストターンから重さを感じ、もっと軽くターンしたいと思う時・・・もう少し小さ目のフィンや高さはあってベースの狭いフィン、またセンターフィンのみを小さくルースさせてみる。
●どうも頼りなく(不安定に)感じると思う時・・・もう少し大き目のフィンかベースの広いフィン、また硬めのフィンにしてみる。
●もっとターンをしやすくしたいと思う時・・・サイドフィンを大きめにしてみる。その時抵抗が強すぎてしまうと感じるなら、センターフィンだけ小さめなフィンにしてみる。また軽量なフィンにしてみる。波によっては硬めのフィンにしてみる。
●もっとフィンのレスポンスやホールド性を高めたいと思う時・・・大きめなフィンや硬いフレックス性の少ないフィンにしてみる。
●もっとターンの伸びを感じたいと思う時・・・ベースの広いフィンかスイープ(傾斜)の大きいフィン、またフレックスの高い大き目のフィンにしてみる。
●テールをもう少しルースさせたいと思う時・・・センターフィンを小さめのフィンにしてみる。
●フィンの抵抗を少なくコントロールを軽くしたいと思う時・・・軽量なフィンや小さめのフィンにしてみる。
●もっとクイックなターンを楽しみたいと思う時・・・フレックス性の高いフィンやティップの細いシャープなフィンにしてみる。

このようなフィンの特性とボードの特性をイメージしながら、カタログのフィンサイズを目安に「こんな感じになるんじゃねぇ〜の?」って思い浮かべ、実際海で試した結果と自分のイメージとの相違を感じながらまた探してみるといった繰り返しは、きっとあなたのボードに更なるベストなフィーリングを与えてくれることに繋がると思うし、これって結構ボードの特性とフィンの特性を知るきっかけにもなって楽しいものでもあるかと思います。逆に無駄買いも減るんじゃないかな?
高さ・ベース・エリア(フィンの全面積)・スイープ(角度)・テンプレート(形状)・ティップ(フィン先端)の形状・フレックス性といった特性は、フィンを知る上では基本ですよ〜!
※ファームディストリビューションでもフィンを購入出来ますので、購入希望の方はお問い合わせ下さい。
FCS NEW PLUG X−2プラグについて・・・メーカーパンフレットより

※見づらいLateral PressureとTail Flexの画像は大きく見える画像にリンク出来ます。
クアッドってどんなボードなの?
現在のサーフシーンにおいて、興味があるボードとして最も注目されていると言えるQUADサーフボード・・・
乗った感覚は一体どんな感じなのか?興味もある方も多いかと思います。
そこでT.YOSHINOサーフボードのQUADモデルKZ−QやCREEPERクアッドオプションに乗り、実際感じた中から分析してみたQUADはどんなボードなのかを書いてみたいと思います。



まず上の画像を見比べて一目分かるように、ノーズ方向からの水の流れに対してトライの場合真ん中にフィンがあるので、ボードを直進させる時はセンターフィンが直進させようとするコントロールへの舵取りとしての役割を果たす要素が多くなり、センターフィンがあることで安定したドライブ性を感じることが出来るかと思います。またバックフィンがひとつだけなので、ノーズからボトムを流れる水を少ない抵抗の中で大量にテールに放出でき、また分散も出来るので、スピード性を得られながらとても自由度のあるコントロール性能が得られると言えるかと思います。
この直進推進性と自由度のあるコントロール性がトライのバランスに優れた魅力でもあるかと思います。
逆にクアッドの場合、このセンターフィンをサイドに分けるといった考えが今主流の4フィンなんだけど、ノーズからテールにかけて水がボトムを流れる中で、トライよりもフィンがひとつ増える分抵抗が生まれてくるとまずは言えるかと思います。
スピードを得るには出来るだけ水の流れに抵抗なく効率よくボトムに水の流れを作る事が言えるかと思うけど、センターフィンを無くしサイドに分けたことで、分けたフィンがテールの水の流れを分散することなくホールドするような感じになって、ボードのテールセンター方向に大量の水流を抵抗なくスムースに流すことが可能になってきます。
クアッドの性能の表現として「スピードがヤバイ!」とまずはよく言われますが、このトライよりも抵抗感のない推進感覚が更なるMAXスピード感を感じさせてくれるのではないかと思います。

この推進スピード感覚は、クアッドでのサーフィン全てに感じることが出来ます。
まずパドルにおいては、センターフィンからの抵抗を感じることなくパドルが出来るので、まるでテールが浮いたような感じの軽いパドル感を感じることが出来ます。その反面中心にあった舵取り機能がなくなった感じで、慣れるまではテールが左右にふらつく感じを感じることがあるかもしれません。ただこれはバックフィンの位置設定も勿論重要ですが、バックフィンの大きさを調整したり、ある程度は慣れでも解消されて来ます。この辺フィンチョイスや安定したパドル能力も必要になってくる部分かなと言えるかもしれません。
基本的なシェイパーのフィン位置設定ががしっかりしていれば、殆ど気にならなくなってくる部分ではあるかと思います。
しっかり考えられ作られテストされているボードを選ぶということも、とても大切と言えることかと思います。

テイクオフにおいては、トライよりもやはりよりスムースな水の流れを感じることが出来ます。
テイクオフの滑り出させるパドルの際、体の下に水の流れる感覚を感じられるかのほどに、波の動きと同化したかのようなとてもスムースな滑り出しを感じることが出来ます。特にパワーレスで厚いピークでも、ボードが波と一緒に動きながらまるでフィンから押してくれるかのような感覚があり、よりそれが更なる滑り出しの早さを感じさせてくれるとも言えます。
また滑り出させ方向付ける際にも、4つのフィンが波に喰い付き張り付く感覚を感じさせてくれるので、それが安定感にも繋がり余裕を持ちながらアプローチしたい方向へ導いてくれるかのような感覚を得られます。
波のブレイクによっては波を横向きにテイクオフする時もありますが、ボードを横向きにしてもサイドのふたつのフィンが喰い付いているのか、テールが流れることのない安定感のあるテイクオフが可能になってくるかと思います。

※このKZ−Qはテールワイドが広く、おまけに4つのフィンが押し出すように滑り出してくれるので、特にパワーレスなフラットピークなブレイクの波に有効であり、トライよりも更に信じられないほどの滑り出しの早さを感じさせてくれます。
テールワイドが広くクアッドならではのフィン周辺の揚力も強まるので、波のサイズや掘れ具合によってフィンチョイスも重要。
サイズがあり掘れる波でスムースに安定して滑り出させるために、よりドライブ性を得られるにも大きめのフィン、パワーレスなマッシーブレイクなピークからのテイクオフでは、早くスムースに滑り出させるための必要なドライブ性と不要な抵抗感の中で小さめのフィンをチョイスするのが目安と言えます。



さて、クアッドでのライディングはどんな感じなのか?
興味のある方には一番聞きたいところでもあるかと思います。
テイクオフからファーストターンに入る際、トライで特に急激にボードを傾けすぎてターンしようとするとフィンアウトしてしまいバランスを崩してしまうことがあるかと思います。スピーディーにアプローチする中でもレールの入れ具合を感じながら、比較的テンポを取りながら方向付けしてライディングに入っていくかと思います。
例えばピークが厚くやっと滑り出した時にはダンパーチックに速く割れる波などでは、横向きにテイクオフをしたり、テイクオフしてからの素早いターンが強いられて来ると思います。この手の波はよりスモールウェーブほど余裕がなくなり苦手に感じている方も多いかと思います。まずクアッドは、こういった時に強いボードだと言えます。
トライの場合はバックフィンを起点に回転してターンする感じかと思いますが、クアッドは左右に分かれたふたつのフィンを起点に素早くターンをしようとする体の動きにいち早く対応してくれるので、テイクオフから急激にターンしてアプローチする時にバランスを崩すことなく安定して行いやすいと言えます。
このファーストターンでの感覚はトライよりも抵抗のない軽快な感覚を得られ、その感覚はまるでレールを入れなくともターン出来るとも言える感覚で、クアッドは横へのスピードが凄いと言われるまずひとつの特性と言えるかと思います。
ビギナーでもターンしやすいとも言われているのは、このファーストターンの際にさほどボードをコントロールすることなく、荷重だけでボードが反応してくれる楽な部分があるからだと思います。
ただ掘れる波で横方向にテイクオフしたりする際、バックフィンが小さいことでフィンアウトしてしまうこともあります。
こういった掘れる波では大き目のフィンを使った方が良いと言われるのも、まずこのテイクオフにおいても感じることかと思います。
トライでは横向きにボードを向けたテイクオフする際にも、センターフィンがギリギリまで入れることが出来るので、横向きのテイクオフではトライの方が比較的安定を得られるかもしれません。
この辺からもクアッドは掘れる波に弱いと言われる由縁であるかもしれませんね。
ただ掘れる波でも掘れる波を想定したデザインであったり、フィンで調整したり、また分かったテイクオフのテクニックを駆使することで、全く問題なく横方向へのテイクオフを安定して行うことは可能です。

アップスではフィンの反応を楽しむかのようにターンを繰り返し行うほど加速を感じるのが、このクアッドでのサーフィンの何とも言えない魅力ではないかと思います。波の切り立っていないフラットなフェイスであっても、4つのフィンを起点とした回転半径の小さい連続した細かいターンが行えて、ターンするほどぐんぐん楽にスピードを出す事が出来ます。
アップスでのひとつひとつのターンが左右にハッキリと入れ替わるのが感じれるほどで、そのワンターンごとにグイグイ加速していく感じです。センターフィンがない分、特に厚いフラットフェイスでもフィンを中心にコントロールするようにすると、面白いように前へ前へと走って行ってくれます。吉野シェイプはトライでも半端ないスピードを感じられるのですが、まるでボトムの水の流れを滑るかのように感じながら、更なるスピード性能を感じることが出来るかと思います。
この回転半径の小さいクイックなターンが得意と言えるクアッドですが、波が大きく掘れるような波では比較的大きなラインで加速するマニューバリティーのあるサーフィンが必要になってくるので、フィンが敏感に反応して挙動の激しいクアッドはこの手の波には苦手な部分も出てくることもあるかと思います。ただそういった波質ではやはりそれに伴ったデザインが必要になってくるとも言えるかと思います。
ファーストターンにもアップスにもボードを寝かせやすくターンしやすいクアッドですが、トライに慣れてトライの感覚で強く急激に荷重をかけていくと、挙動の敏感なボードの特性が反応しすぎて波側に切り込みすぎてしまうことがあります。
この辺クアッドボードを乗るコツでもあり、またトライとは違った感覚と言われるひとつでもあるかと思いますが、ターンはトライで乗るときよりも慣れるまでは少し余裕を持つ感じでターンすると良いと思います。

パフォーマンスにおいても、このクアッド特有の楽しさを感じることが出来ます。
まずカットバックでは、トライでカットバックする際アプローチからは予測出来なかったほどに前方の波がシフトしてしまう時、回してから2回に分けたボードコントロールの上にリエントリーすることがあるかと思います。
こういったときでもクアッドは、カットバックに入り一度セットしてしまえば、後は勝手にボードが回っていっていく感じで、体の開きを意識することなくボードの動きに着いていくだけといった感じに面白いように回ってくれます。
カットバックが苦手で何とか90度は回っているという人は、いつもの感覚でも150度は回ってくれるといったほどです。
カットバックってこんなに簡単なのと錯覚してしまうかもしれませんね。それほどクアッドはカットバックが楽しいフィンセッティングとも言えるかと思います。

ボトムターンからリッピングなどのトップパフォーマンスにおいては、このクアッドは急激なネジリ込むようなアプローチには強い印象を感じました。よく言えばフェイスがないような波でもボトムで細かいターンを得意とする中でフェイスを作りやすく、ネジリ込むように細かいトップアプローチが出来るので、比較的小さい波では連続的なリップアクションを楽しめると言えるのですが、波が大きくクリティカルポジションが掘れるフェイスが大きい波をライドする時には、大きなマニューバーで伸びのある大きなターンをしようとしても、フィンが細かく反応してしまう感じで、こういったシチューエーションには弱い部分があるかなといった印象も受けました。
乗り方を意識して乗れば問題なくそういったマニューバリティーのあるライドも可能ですが、この辺は個人的にはトライの伸びと自由度のある大きなラインを描ける特性に改めて魅力を感じた部分でもあります。この辺もトライとクアッドの違いの部分でもあるかと言えます。トライでのドライブの際などでの自由度にあるホールド性と、ガチッとセットするクアッドならではのホールド性がトライとクアッドを楽しむ上での魅力の違いとも言えるかと思います。
トップアクションでのリリースとボードが落ちていく速さは、センターフィンの抵抗がなくなる分速いですね。
ただトップアクションでのパンチを求める上では、ギリギリまで引っかかった感じのトライの方が個人的には魅力を感じます。
これもやはりクアッドを楽しむというモードで楽しめば、クアッドならではのトップアクションの楽しさを感じられるところだと言えます。

以上が吉野シェイプのクアッドに乗った感覚からのインプレでもありますが、シェイプデザインにもよりますがクアッドは比較的スモールウェーブほどに楽しいボードと言う事は間違いないかと思います。
波にパワーがありサイズがある良い波では、ビッグマニューバーを求める方ほどトライの伸びと自由度のあるスムースなラインを描けるトライを好み、そういった波でもガッチガチなフィンレスポンスを楽しみながらクイッキーなマニューバーを求めるならクアッドが面白いと思うからです。やはりトライにはトライの面白さや良さがあり、クアッドにはクアッドの面白さや良さがあると思います。
どちらがメインボードになるかは、そのサーファーの好むスタイルによって変わってくる部分でもあるかと思います。
ただまだまだトライが主流という方でもトラジションボードとしてレトロなツインなどを楽しむよりは、トライのセンターフィンをふたつに分けたコンセプトのネオクアッドの方が、ツインな回転性の良さも楽しみながらもしっかりトライなドライブ性も得られる楽しめるセカンドボードとしてお勧めですね。とても新鮮なトライチックなサーフィンが楽しめるかと思います。
今や各メーカー様々なクアッドモデルがリリースされていますが、フィン位置が無限大にあるクアッドは、そのブランドならではのコンセプトによる味が出てくるボードであると言えます。ツインな感覚よりのクアッドか、あくまでもトライな感覚のクアッドか、小波用として乗るのかなどなど、、、
あなたの求めるサーフィンスタイルの中で、どんなクアッドに乗りたいかしっかり考えた上でチョイスすると良いかと思います。
色々なブランドのクアッドを乗り比べてみるのも面白いかもしれませんね。

最後に・・・
クアッドのトライにはないラジカルな新感覚は、乗れば絶対はまります。
いままでトラジションボードとしてツインなどを敬遠していた人でも、絶対新しい楽しさを発見出来るかとお勧めします。
トライの感覚に夢中になっている人はメインとはなり得ないかもしれませんが、楽しむスタイルによっては絶対メインにもなり得る面白いボードです。ぜひ乗って感じてみていただきたいと思います。

※現在T.YOSHINOサーフボードでは、小波用クアッドモデルとしてKZ−Qをリリースしております。
現在オールラウンドクアッドモデルも開発中です。こちらも乞うご期待!!