トライフィンへの進化へのきっかけにもなったツインフィッシュの面白さ①

昨年、ヨシノシェイプでも人気なモデルとなったツインフィッシュ。

ツインであってもレトロフィッシュ、またの名をサンディエゴフィッシュと言われるタイプの起源と歴史、そして現在主流となるトライフィン(スラスター)への進化はどのようなきっかけで生じたのかを書いてみたいと思います。

ツインフィッシュの起源

1960年代、ロングボードからショートボードへと変化が進み、ショートボードもシングルフィンが主流な時代。

そんな中、ツインフィッシュは1967年にカルフォルニアのサンディエゴで産声を上げた。

サンディエゴ最南端のメキシコとの国境近くのアジュール・ヴィスタという土地。

当時はインフラも進んでおらず、大変閉鎖的な独自のコミュニテーを持つ所でした。

海の中でもよそものを簡単には受け付けず、ローカル色も強いポイントでもありました。

そのポイントのローカルキッズでもあったスティーブ・リズ。

彼は小学生のころからボディーサーフィンや腹ばいで乗る自分で作った木製のパイポというボードで波に乗っていて、同年代の中ではリーダー的存在でもありました。

このころからすでに木製のパイポを2重にしてコンケーブをデザインしたりと、独自のデザインも持つほどでした。

1967年、15歳になったスティーブ・リズは、ニーボードで波に乗るようになっていました。

彼はラウンドピンテールの形状に特に魅力を感じていて、ニーボードもピンテールにしていたのですが、ニーボードでは足ひれを使用するため、足ひれがテールの外側に出てしまい、スピードへの抵抗となってしまっていました。

そのデメリットを改善するために、自宅のタイルの床にニーボードで乗る正座で座り、タイル目地を定規に足ひれのはみ出す部分に沿ってラインを書き、現在でも伝わるフィッシュのテールデザインを持つアウトラインを生み出すことになります。

・・・つづく